オウチーノで物件の一括査定 どうしたら少しでも高く売れる？
オウチーノは物件の一括査定が依頼できる便利なサービスで物件を少しでも高く売るためにぜひ利用したいところです。
まずはオウチーノを利用して実際に売買契約を締結するまでの流れを順を追って見て行きましょう。
家を売りたい場合はオウチーノの公式ホームページの「家を売る」のコンテンツ内の「不動産売却・査定」をクリックすると表示されるフォームから簡単に申し込みができます。
まず「不動産の種類を選ぶ」のプルダウンメニューから該当する種類を選択し、「不動産の所在地」の欄に郵便番号を入力します。
「郵便番号が不明の場合は」をクリックすればメニューが現れます。
都道府県と市町村に加えて町名を選択していけば自動的に郵便番号が入力されるのも便利です。
入力内容を確認してから「一括査定スタート」をクリックすると表示されるフォームに必要事項を入力し、画面の指示に従って進めて行けば一括査定が依頼出来ます。
オウチーノが他社と違う点はここで査定方法が選択できます。
相場感のみとなるが素早く答えが出る簡易査定と、時間はかかるがより詳細に正確な査定額を知る事ができる現地査定の中から選ぶ事ができます。
また、最後にオウチーノと提携している数多くの不動産会社の中からその物件を査定可能な会社が1社以上表示されます。
査定を依頼したい会社を選択すれば査定依頼が完了します。
各不動産会社の方で査定が完了すると簡易査定の場合はメールです。
現地査定の場合は不動産会社のスタッフによる現地訪問査定を実施され、後日書面による査定書が届けられます。
査定が出揃い、その中に納得できる条件があれば不動産会社と一般、専属または専属専任のいずれかの方法で契約し、不動産会社が売却相手を見つけたと言う連絡が来るのを待ちます。
その間には購入希望者が内覧に来る事もあるので、もしもお住まいの物件ならば受け入れの準備もしなければなりません。
購入希望者が物件の購入を決断した場合には申込書が届けられ、購入者の事前融資の審査結果を待ちます。
審査が通れば売買契約を締結し手付金を受け取り、購入者の融資の本審査結果を待ちます。
本審査が通ったら購入者から残代金を受け取るのと同時に、売却を依頼した不動産業者に仲介手数料を支払います。
司法書士が登記関連書類を法務局へ提出し、権利が移転した後に空室にして引き渡せば、一連の手続きが完了します。
以上がオウチーノを利用して物件の一括査定を依頼して実際に売却を完了するまでの流れです。
ここで気になるのが、どうしたら少しでも高く売れるのかという点です。
前述のプロセスの中には、物件の売却価格を少しでも高く出来る要素がいくつもあります。
まず大きいのが売りに出す時期の問題で、現在は2020年の東京オリンピックを目前に控えて総体的に不動産価格が上昇する傾向にあります。
低金利政策による購入者の増加があります。
さらに将来的な話として人口減少による将来的な不動産相場の低下との相乗効果で、東京オリンピックの2020年以降には不動産価格の下落が予想されており、ここ数年が不動産相場のピークであると考えれば今が正に売り時と言えます。
もうひとつの理由は、オウチーノの一括査定のシステムです。
前述のようにオウチーノは複数の不動産会社に一括査定を依頼できるサービスです。
申し込みプロセスの中で依頼する不動産業者を選択するシーンがあります。
ここで1社しかリストアップされなかった場合は致し方ありませんが、複数の会社がリストアップされた場合は必ず複数の社を選択するべきです。
オウチーノと提携している不動産会社は、当然ユーザーが複数の社に一括査定を依頼する事を把握しており、そこには他社に魅力的な物件を取られたくないという競争原理が働きます。
そのため、ユーザーが他社とは契約せずに自社と契約してくれる事を狙い、その競争が査定額にもプラスとして反映される可能性があります。
もうひとつ重要なのは、購入者が訪問して実際に物件の様子を見学する内覧の際の印象です。
誰でも決して安くは無い買い物である不動産を手に入れるからには、後悔する事がないように納得できる物件をお得に購入したいところです。
内覧の際にもしも汚い部屋の様子を見てしまう事があれば、一気にその気持ちは覚めてしまい購入する気が失せてしまう事にもなり兼ねません。
そのような最悪の事態を避けるためにも、内覧の前には部屋の整理整頓や掃除を行い少しでも好印象を持ってもらう事が大切です。
最後に、整理整頓でも掃除でもどうにもならないのが経年劣化による損傷の問題です。
もしもなかなか納得できる金額で売却できない場合は、その経年劣化が購入者から見ると気になるのが原因であるかもしれません。
この場合は費用対効果のバランスが大切です。
経年劣化の程度によっては修繕やリフォームを実施してから一括査定を申し込んだ方が売れ残ってしまうケースと比較して結果としては収益を得られるケースもあるため検討の余地はあります。
いずれにしても物件を少しでも高く売りたい場合はオウチーノのようなサービスを上手に活用したいところです。