家を売る相場の調べ方 築年数と不動産査定価格の関係とは

家を売る相場の調べ方 築年数と不動産査定価格の関係とは

 

家を売却することを検討している際には、相場というものを事前に知っておくことも大切です。

 

近隣で営業をしている不動産会社の1社に任せてしまった場合では、そもそもの相場が判断できないません。

 

たとえ売ることに成功したとしても、損をしてしまっている可能性も十分にあります。

 

不動産物件は高い価値を持っているものと判断することができ、土地の価格と上にある建物の価値と分けて判断されることが一般的です。

 

実際に売ることを希望した場合では、まずは相場を調べてみることが先決です。

 

その方法の中には土地の公示価格などをチェックすると坪単価で表示されているので一つ目安にすることはできます。

 

建物については平均的な価値というものがあるので、建てられている住宅の規模やグレードをチェックすることが基本です。

 

他にも近隣で販売されている同じような中古住宅の価格をチェックしてみる方法もあります。

 

この内容は最も相場に近い情報を得ることができますが、実際には全く同じ条件の不動産物件は存在しないものと考えることができるので、一つの目安にしておくことが最適です。
築年数と不動産査定価格の関係というものも存在しています。

 

一般的な事例を挙げると、新築から10年以内であれば優良物件として家を売却することができ、価値はあまり下がることがありません。

 

10年を超えて20年以内の物件の場合では、ある程度の価値は下がってしまいます。

 

それでも十分に耐久性を維持している物件と考えることができるので相場は高めに推移しています。

 

20年から30年を超えている物件の場合では、エリアによっては新築時よりも価値が大きく下がってしまうことが多く、使われている住宅資材類も古くなっています。

 

一般的にはそのままではなくリフォームを行って住む方が非常に多い傾向にあり、その分を値引きして売却することが普通のことです。

 

従って、当然ながら築10年以内から20年以内など新しい物件であれば高値で売ることも不可能ではなく、相場をチェックした場合では築年数は十分な関係性を持っていると判断することができます。

 

しかし、不動産の場合では完全な価値を把握することは非常に難しいものと考えることができる事例などもあります。

 

例えば新築時に土地代を合わせて約3千万円で購入した家で、さらに25年程度にわたって住んできた場合では、普通に考えると1千万台に下落してしまう可能性は出てきます。

 

しかし、購入時に土地の価格が非常に安かったエリアでも、25年の間に土地開発などが急速に広がり、人気のエリアになったという事例もあります。

 

このような条件の土地の場合では、土地価格が上昇している場合が多く、たとえ築25年の物件であっても条件次第では購入時よりも高く売れるという場合も否定できません。

 

家を売却する際には、素人判断で事前にあらゆる方法で相場というものをチェックしてみることも決して間違いではありません。

 

少しでも高く売ることを希望している場合では、やはり、プロの専門店に任せてみることが正しい方法です。

 

十分な比較を行うことも当然のことなので、1社に限定せずに必ず複数店を利用して比較することも欠かせません。

 

今では便利な方法があり、インターネットをチェックしてみると売りたい不動産の一括査定サイトなどを見つけることができます。

 

この類のサイトでは初回に不動産の情報を細かく入力するだけで、その後はサイト側に登録をしている複数の優良企業から査定を出してもらうことが出来る方法です。

 

その結果、何社もの店舗に出向いて査定を行ってもらうという面倒な作業を必要とせずに、移動費なども一切掛かることがありません。

 

何人もの社員と直接に接触する方法でもないので、しがらみなどを感じてしまうことが無いメリットも感じることができます。

 

ネット上で比較する方法では、勿論ですが相場を十分に把握できるチャンスが生まれます。

 

その上で高い査定額を提示している会社を利用することで、より一層お得に家を売却することが可能になります。

 

多くの不動産会社が採用している相場の取得方法としては、やはり近隣で販売されている似たような物件の相場と比較を行う方法になります。

 

売る側はアピールポイントを前面に出すことも必要なことです。

 

例えばカーポートを設置していたり、リフォームを行った室内部分があったり、水周りの環境も綺麗な状態であれば有利なポイントにすることができます。

 

バリアフリーに仕上がっている物件や、品質の高い住宅資材を使っているような物件でも評価は高くなる傾向にあります。

 

あまりに築年数が経過しており、老朽化が始まっているような物件の場合では、安い相場になる可能性も十分にあります。

 

購入者側に立ってみた場合、安く買える分、自由にリフォームを行うことを可能にしているので、十分な需要があるものと判断できる物件も沢山存在します。

 

そのため、基本はどのような家でも売却は可能で、築年数によって違いはあります。

 

不動産の一括査定サイトを用いて相場を引き出すことが一番良い調べ方です。