田舎の土地は売れない?売りにくい土地と売りやすい土地の傾向と売りやすくするための改善点
都心から離れた場所に家を構えている方で、どうしても家や土地を売りたいという場合が出てきた時に、田舎の土地は売れないと飽きられてしまっている方は少なくありません。
しかし田舎であっても、売りにくい土地と売りやすい土地はあるので、事前に売却してもらうためにはどのように対策をするべきか事前に情報収集を行うことをおすすめします。
まず田舎でも売却しやすい土地の特徴として、大きく分けて3つの特徴をチェックしておきましょう。まずは「分筆可能な広い土地」です。
一般的に田舎は住宅が集まって建っていないので、一軒の土地が都心部に比べてとても広いという傾向があります。
ただ広すぎる土地は用途に困ってしまうという方も多く、敬遠されてしまうポイントの一つといわれています。
しかし土地が広くても、「分筆可能」な土地として売りに出すことで売却がスムーズに進む可能性が出てきます。
この「分筆可能」な土地とは、広い土地を複数に分割してしまう方法で、
広い庭などは必要なく家を建てるスペースだけほしいという方でも購入しやすい特徴があるので、購入希望者の数がぐっと増えやすくなるメリットがあります。
ただ土地を売る際に、はじめから分筆して売りに出してしまう事は避けることが重要です。
最初から文筆ありきで考えていると広い土地で購入したいと思っている人は購入をやめてしまう可能性があるので、事前に文筆可能と明記しておくことが重要になります。
次が「交通の便がいい土地」です。田舎の地域でも近くに大きな駅がある場合や、新幹線が停まる駅に近い場所にあるなど、
公共交通機関が比較的利用しやすい立地であると一気に、利便性が高くなるので田舎の地域でも土地や家を購入したいという希望者が増える傾向にあります。
また田舎の地域となるとどうしても電車やバスなどの利用が減ってしまう恐れがあるので、多くの方は車を利用して移動していることが大半です。
そこで売却したい土地の近くに大きな道路が走っているなど、交通の便が良い場所なども田舎の売れやすい土地の特徴として挙げられることが多いです。
特に新幹線が発達したことによって、比較的どの地域でも利用しやすくなってきていることから、
東京や大阪などの都心部に簡単に出ることが出来るので、田舎だから自分の土地は売れないと諦めてしまうのはとてももったいないと考えられています。
最後は「スーパーやコンビニが近所にある」ことです。これは田舎の地域に限らずに、様々な場所で住み始める際にとても重要になってくるポイントの一つです。
せっかく広い土地を手に入れて希望する家を建てることができても、近くに食品を販売しているお店が無いと、買い物もスムーズに行えなくなり生活がとても難しくなってしまうデメリットがあります。
最低でも車で移動出来る範囲にスーパーやコンビニがあることが重要になります。
徒歩圏内で買い物が出来るお店がある地域は特に重宝されると言われています。
以上が田舎の地域でも比較的土地を売りやすい特徴とされますが、反対に売れにくいと言われる土地の特徴は大きく分けて4つあります。
まず「交通の便が悪い土地」は、せっかくの広く自分の自由に出来る土地を手に入れることができても、
近くに新幹線の駅や大きな駅、大きな道路が走っていない土地はなかなか売ることは難しいと考えられています。
移動に時間がかかってしまうと、生活に支障が出てしまう恐れがありますし、居住地として選ぶ方は極端に減ってしまいます。
次が「ただ広い土地」です。土地が広ければメリットが大きいとイメージしている方は多いですが、
田舎に居住を希望している方の大半は、住居を建てて手頃な庭があれば十分と考えている方も多いです。
ただ広い土地が手に入っても利用用途が無くなってしまうので、もったいなく管理することが手間になってしまう可能性があり不人気だといわれています。
そのため一つの広い土地として販売するよりも、文筆可能な土地にすることで複数の人に売りに出す方が購入希望者が増える傾向にあります。
「インフラ整備が悪い土地」も人気がありません。整地がきちんと行われていません。
土地が荒れ放題の場所はもちろん、一般的に電気や水道、ガスのライフライン、交通網、通信回線などが充実していないと、生活をスムーズに行うことは難しくなります。
特に田舎ではインターネットを利用する方はとても多い傾向にあるので、売却予定の地域のインフラ設備がきちんと行われておらず、通信回線が充実していないと購入を敬遠してしまう方は少なくないのです。
またいつまでも売却ができない場合には、不動産会社に買い取り依頼を出してみることもおすすめします。
不動産会社を探すときは、不動産一括査定が手間が無くおすすめです。
1度の請求で複数の不動産会社から土地の査定を受けることができるので、一番買い取り価格が高い不動産会社を簡単に探すことができます。