マンション売却で信用できる不動産業者の選び方 どんな会社は避けたほうがいい?

マンション売却で信用できる不動産業者の選び方 どんな会社は避けたほうがいい?

マンション売却で信用できる不動産業者の選び方 どんな会社は避けたほうがいい?

 

マンションを売却する際に信用できる不動産会社の選び方はたくさんあります。

 

特に最近では口コミ情報サイトを閲覧して不動産会社を選択している傾向にありますが、あまり推奨されません。

 

最近の業者によっては、高評価の口コミを掲載してほしいために、あえて自分たちを高評価にする内容の口コミを書くようにしています。

 

場合によっては、専門の業者にお金を払って高評価をつけている場合もあるので非常に悪質です。

 

このような業者を見分けるには、口コミの内容が客観的であるかどうかに注目することが有効です。

 

特に業者が自分で高評価にしている口コミは客観性がなく、自分の不動産会社を一方的に賞賛している内容なので、わかりやすい場合があります。

 

そのような方法で投稿された口コミは文字数も短いことが多く、掲載されている評価の点数も満点になっていることが多いです。

 

そのため、これらの口コミを確認して、悪質な行為を行なっている不動産を見分けることが良いでしょう。

 

ただし、一般的な顧客が似たような方法を行なっている場合もあるので、一概に悪質な業者であると決めつけたりしないほうが良いです。

 

あくまでも参考程度にしておくことが無難になります。

 

口コミサイトに掲載されている情報はあくまでも、全て身元が確認されていない匿名の情報なので、本当であるか嘘であるかは確認の方法がありません。

 

だから判断は慎重に行う必要があるのです。

 

自分勝手な意見をばらまく人たちもいるので、口コミサイトの情報を鵜呑みにすることは避けたほうが良いでしょう。

 

安全な利用を行うためには、何が真実であるかを知る必要があります。

 

その他には、不動産会社が販売している家を直接見ることも重要になります。

 

販売している家の見学を受け付けている場合は、すぐに申し込んで見学に行きましょう。

 

見学を断った場合や、見学を行った際に家を押し売りする不動産会社は信用出来ないことは間違いがありません。

 

それだけでなく、見学を断るということは、顧客に対して自分たちの商品に不備があり、それを見破られてインターネット上に拡散されてしまうことを恐れているからです。

 

だから見学を断っているのであり、適正価格で販売していないことを公言しているようなものなのです。

 

不動産会社の家を直接確認して、パンフレットに書かれている内容と食い違っている場合も利用しないほうが良いでしょう。

 

パンフレットに書かれているイメージ写真は、パソコンのソフトウェアを使用すれば、いくらでも合成したり加工したりすることが出来ます。

 

悪質な業者によっては、専門の画像加工業者に依頼して、パンフレットの写真を自分たちの都合のいいように見せた後、見学しに来た一般人に押し売りする場合があるのです。

 

不動産会社のパンフレットの内容にも十分注意することが重要になります。

 

最近は法律によって不動産広告の表現が規制されていることもあるので、それらに違反していないかどうかも確認しておくことも重要です。

 

規制されている表現を知らずに使っていた場合は罰則されるケースがあるので、然るべき機関に通報すると良いでしょう。

 

規制されている表現に該当して、適切な行政処分があった場合は、その業者は信用できません。

 

他には、働いている従業員に関しても確認することが良いです。

 

最近では不動産会社を含め、一般的な企業でも会社の情報を確認することができるサイトが充実しています。

 

そのため、不健全な経営を行っている場合は、そちらを確認することで一目瞭然なのです。

 

会社のお金を私的利用している経営者が存在していたり、従業員にサービス残業を強要している会社も、こちらの会社評判サイトで確認することができます。

 

事前に会員登録して不動産会社の内側の事情を確認しておきます。

 

自分は顧客なので、不動産の売却に会社の内側の事情は関係ないと思われがちです。

 

売却をした際に必要とされる書類に不備があったり、契約書の内容が一方的に不利な書き込みが小さくされていたりなどという問題もあるのです。

 

必ずしも搾取しているのは内側の従業員だけではないことを認識しておきましょう。

 

内側の従業員を搾取しているということは顧客に対しても搾取をすることを平然と行う業者である可能性が高まります。

 

それだけでなく、本来であれば必要とされているものにお金をかけなかったり、搾取しているなど不適切な部分が多いです。

 

自社の公式サイトがHTTPSによって暗号化されていないなども、その具体的な例です。

 

通信が暗号化されていない場合は、ウェブフォームに入力した個人情報が流出してしまう可能性が非常に高くなります。

 

それだけでなく、セキュリティ上の欠陥を利用して会社の内部のサーバーに侵入して、顧客情報を流出させる可能性も否定できません。

 

だから、そのような危険性を未然に察知するためにも、会社の内側の情報であっても確実に手に入れることが重要になるのです。

 

 

マンション売却で知っておきたい不動産会社と査定する不動産業者の選び方

 

不動産の売買には、不動産会社と直接取引する場合と、売り手や買手など、取引相手を探してもらう媒介取引の二種類があります。

 

一戸建ての場合は売主は建設会社で不動産会社が媒介することもあります。

 

物件当たりの販売戸数が多いマンションの場合は、不動産会社が媒介ではなく売主になっていることが一般的です。

 

そのため、立派なモデルルームで実物に近い設備を確認したり、資金計画の助言など行き届いたサポートを受けることができますが売却の場合は勝手が違います。

 

売却するときは価格を決めるのは自分なので、少しでも高く売りたいと考えるのは多くの人に共通する思いです。

 

その値段で買いたいという買い手が現れなければ取引が成立せず、マンションの場合はその間にも修繕積立金や管理費といった維持費がかかってしまいます。

 

そのため、家を売るときには価格重視でじっくり時間をかけるか、例えば買い換える物件が決まっています。

 

借入金返済など売却代金の使途が決まっている場合のように短期間でお金に換えることを重視する場合は価格を妥協する必要があります。

 

不動産の取引では多くの人にとって年収の数年分にも相当する高額になり、値引き交渉で数十万円から時には100万円を超えることもある一方で、同じものは二つとないため標準価額もないので取引の後で後悔しないようにすることが大切です。

 

後悔しない価格設定のために必要なのが情報とプロのアドバイスですが、その時に便利なのが不動産会社の査定サービスです。

 

家を売るときには不動産会社が買い取って転売する買取りと、オーナーが決めた値段で買い手を探してもらう媒介の二種類があます。

 

買取りの場合は不動産会社はエンドユーザーに転売して利益を確保しなければいけないので、一般的に媒介の場合より価格が低めになります。

 

それでも、不動産会社自身が取引の相手方になるので仲介手数料が不要なことや、買い手が現れるのを待たずにすぐに換金できるなどのメリットがあるので、買取の査定額に納得がいったらスムーズに取引をすることができます。

 

一方でオーナーが値段を決めて買い手を探してもらう媒介の場合、不動産会社の査定価額は参考であって、その値段で売れることを保証するわけではありません。

 

また、媒介では買い手を見つけてもらって取引が成立した場合に限って仲介手数料を支払うので、査定自体は無料で行ってくれる不動産会社も多いのが特徴です。

 

情報は多いに越したことはないので、査定は一社だけでなく無料で行ってくれる会社を選んで複数依頼すると効果的です。

 

査定を依頼するためには、住所や面積のほかにも、間取りなどの詳しい情報があるほど正確な結果が期待できます。

 

査定を依頼するために同じことを伝えるのは意外と負担が大きいので、便利なのが一括査定サービスです。

 

ネットで一括査定を依頼すると複数の不動産会社が同じ情報を基に査定の結果を教えてくれます。

 

なお、査定をしてくれる不動産会社は面積などから価格を計算するのではなく、過去に近隣で取引されている値段や近隣の新築物件の値段を参考にします。

 

その地域で家を探している見込み客がいる場合はその需要も比較するなどさまざまな方法をとります。

 

同じ結果が出ることはむしろ可能性はゼロに近く、依頼した数だけの査定結果が出てきます。

 

買取査定で、その値段で不動産会社が買い取ってくれるなら意味があります。

 

売り出し価格の参考のための査定ならばそこで高いか安いかはあまり意味がありません。

 

助言に従って高い値段で売り出しても買い手が現れなければ取引は成立しないし、反対にあまりに短期間でスムーズに買い手が見つかると、もっと高く売れたかもしれないと後悔することになりかねません。

 

媒介を依頼するには、一つの不動産会社だけに依頼する専属媒介と、複数の会社に依頼して買い手を見つけてくれた会社とだけ取引する一般媒介があります。

 

査定結果の中から正解を探すのではなく、複数の結果を参考に自分で価格を決めることになります。

 

その際に一番高い値段と一番安い値段を除外して、残りの中から中間を探ると有効です。

 

高い査定を提示してくれた会社に専属媒介を依頼して、買い手がなかなか見つからないとだんだん値下げをしていく。

 

結果的に結局思った値段で売れないという最悪のケースを避けるために効果的な決め方です。

 

不動産会社選びでは、自分が書いてならばどうするか、反対の立場に立ってみるのも大切です。

 

たとえば、特定の私鉄沿線など地域を限定して物件選びをする場合、東京なら東急や小田急、京王など、関西では阪急、阪神などの私鉄グループの不動産会社に物件が集まりやすいので、買いたい人もそこを重点的に探します。

 

一方、Uターン、アイターンなどの需要を見込む地方都市の場合は三井や三菱といった全国展開の不動産会社を利用する顧客が多いです。

 

駅前の地元密着不動産にはその駅限定で足を使って家を探すお客が考えられます。

 

その中で、売りたい家を一番高く評価してくれる相手に出会うためには、少なくともこれら三種類の不動産会社はまんべんなく相談して助言を受けることがポイントです。

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